遅ればせながら、ゴールデンカムイ展に行ってきました!!!!!
まず5月全くブログを更新していなかったの草です。忙しかったわけではないのですが、なんとなくやる気が湧かず放置していました。
せっかくなので、復帰(?)はゴカム展のレポにしたいと思います。
わたしが行ったのは5月13日(金)の尾形色紙の日です。
あいにくの雨でしたが、会場40分前に着いたときにはすでにもう長蛇の列!
なんだかんだで会場してから1時間以内には入場できましたが、さすが尾形、三億円の男だけある。と思わずにはいられません。祝福だよ!よかったね尾形!
(ここから先はネタバレをたくさん含むので、まだ漫画未読の方やゴカム展に行っていない方は注意!)
入場してすぐ、杉元の展示からスタートです!
こんな感じで、原画もありつつ、野田先生の作画資料(本物)がずらりと展示されています。もはや博物館です。
杉元の軍帽や”食べていいオソマ”入れ、杉元も読んだとされる少女世界など、ゴールデンカムイの世界そのままそっくり出てきてしまったのではないかと錯覚してしまうほどリアルな資料が展示されています。最初から思わず感激です。もはや「すごい…」しか言えません。ゲンズロちゃんも紛れていますね。かわいいですね。
原画は修正なし(後)のものでした。
スマホの小さい画面でしか拝見したことがなかったので、大きくハッキリ見ることができるとやはり迫力がありますね。わたしは絵は描けないので絵のことはさっぱりなのですが、絵描きさんはじっくり見たくなるポイントが多いかもしれません。
続いてアリシパさんコーナー。
アイヌの伝統衣装ですね。アイヌのことももっと勉強したいところです。
意外とゲージが大きかった耳飾り。アイヌの人は耳たぶが大きく厚いと聞いているので、穴を開けてから安定するまで結構かかりそうだな…と思ってしまいました。
アチャから授けられたマキリです。
彫刻もしっかり施されていて、じっくり見応えがありました。
アリシパさんが着ているテタラペ。
イラクサの繊維で織られた、樺太でよく見られる衣服だそうです。元々は父、ウイルクのものだったんですね。
アシリパさんゾーンを抜けるとすぐそばに上野の科学博物館から来てくれたヒグマの剥製が展示されていました。
やっぱりヒグマは大きい。剥製だからかちょっと細身に見えるのですが、実際にこのサイズのヒグマを目の当たりにしたら気絶してしまうと思います。三毛別羆事件を忘れるな。
さて、続いては尾形ゾーンですよ!!!!!!!!!
ここはやっぱり1番人気があったように思います。とにかく人が途絶えることがなく、なかなか近づけませんでした。尾形の日だったからというのもあったかもしれませんね。
感動した尾形の三八式歩兵銃。
日露戦争後に配備された小銃で、前身となる三十年式小銃の改良版なんだそうです。
威力だけではなく、射程距離まで向上していたこともあり、尾形は好んで使っていたんですって。
この三八式歩兵銃は使えなく加工されたものだそうです。(展示の銃は全てそう)
尾形が最後の方で使っていた銃ということもあり、写真に残す人が多かったように思います。
オタクあるある、展示の傷や擦れを見ると嬉しくなってしまう
尾形の展示の向かいには、谷垣とインカラマッの展示がありました。
シラッキカムイもありましたよ〜!
そのまま進んでいくと、突き当たりに鶴見中尉の肋骨服が展示されていました。
わたし、肋骨服を着た男性に弱いんです(cv能登麻美子)
「とても状態がよい。当時の肋骨服です」とのコメントがありました。
こういうものってついつい細部まで見たくなります。襟元までピシッとしていてかっこいいです。
鶴見中尉ゾーンの先を進むと、月島の軍服も展示されていました。
胸元には大きなポッケもついていてちょっと可愛かったです。ポッケ…
見て思ったのですが、やっぱり日本兵の軍服ってどしっとしている。身長はそこまでないんだけれど、横に大きい。まだ日本では肉食文化も今ほどではないのにどうしたらこんな筋肉がつくんだ…大豆か?
月島軍曹の隣には鯉登少尉の刀が展示されています。
全然関係ないのですが、高橋留美子先生は鯉登少尉推しとどこかで目にしました。なんとなくわかるような気がします。
この鍔のところ好きなんですよね…
続いて宇佐美・二階堂ゾーン。
宇佐美は単独でコーナーがほしかったところなのですが、二階堂と同じ括りになっていました。悲しい。だけどしっかり紹介文もあって嬉しい。
宇佐美の原画はこの場面でした。上等兵ズはかわいいですね。
ここからは網走監獄ゾーンです。
上を見上げると、杉元・白石・アシリパの3人が吊るされていました。
囚人の中では辺見ちゃんに続き海賊房太郎も好きなのですが、意外とここは空いていてじっくり見ることができました。
房ちゃんのモデルになった方の新聞記事です。
房ちゃんはアニメだと誰が声を当てるんでしょうね。楽しみです。
無駄に(?)幅広い江渡貝くんゾーン。謎にピンク色なのも笑ってしまいました。
網走監獄ゾーンを抜けると、アイヌの伝承文化を紹介するコーナーになっています。
タマザイ、本当に綺麗ですよね。アイヌのビーズとても好き。
あとストゥもあったりして、テンション上がりました。
向かい側には頭巾ちゃんことヴァシリのコーナーも。
この頭巾、ちゃんとロシア製なんだそう。
やばくないですか?ロシア製ですって…ワァ…
思わずいろんな角度から撮影してしまいました。フンフン!フンフン!
空を飛ぶゲンズロちゃん。かわいいですね。
先に進むと、広々としたゾーン。ここには鶴見中尉の三八式機関銃や、杉元の三十年式、土方さんのウィンチェスターなどの資料が展示されています。ババババババババ
小銃もかっこいいですよね。
いつか撃てるところで試し撃ちをしてみたいです。
ちゃんと三十年式の文字も刻まれています。
土方さんモデルは、イギリスから輸入したウィンチェスターライフルM1892。
日本の小銃よりもよりスタイリッシュで違うかっこよさがありました。
ここを進むと終盤の原稿とともにラストを振り返るゾーン、そしてラストの野田先生愛がこもった伝説の絵で締めくくります。写真撮影できなかったのがとても悔しいですが、いつかまたあの絵をこの目でしかと見届けたいと思います。
ゴールデンカムイ展では、入場のときに入場証明書を手渡されます。
特典グッズ(色紙など)をもらうときや、ショップ入場、お会計のときにも必要なのでなくさないように気をつけましょう。
さて、グッズですが、こんな感じでババっと買ってきました。大体1万5千円くらいです。
本当はのるマスはここまで増やす予定ではなかったのですが、尾形ひとりだとかわいそうだ…と思ったのと、月島のかわいさにやられ、ええい!ならCPで買ってしまえ!と思い切って4匹連れて帰りました。後悔はしていません。
今回のグッズで1番のお気にいりは鶴見中尉の温感マグカップ。
お湯を注ぐと黒から白へ変わっていき、裏面には過去の鶴見篤四郎がずらっと並びます。鶴見推しにはたまらないのではないでしょうか。
ムワンムワン pic.twitter.com/ZXQDMydUT4
— ハナダ (@hanada_geek) 2022年5月13日
宇佐美もきっと歓喜していることでしょう。毎日並んでは個数制限の5個を買い集めているに違いありません。
愛です缶バッチは心優しきツイッターの方が交換と譲渡をしてくれたおかげでかなりの数が揃いました。ありがとうございます。鶴見中尉はコンプ、尾形、宇佐美は自引きでコンプできました。鯉登少尉と月島も自引きで一つずつはゲットできたのでいいとします。
缶バッチって二次元のオタクに戻るまではカバーをかける意味がわからなかったのですが、今になってよくわかるようになりました。こんな美しい顔を汚すわけにはいかない。今は100均でもピッタリサイズのカバーが売っているので本当に助かります。わたしはセリアで購入したのですが、本当にピッタリで…オタクに優しい世の中になったものですねぇ。