みなさんは、紅茶を飲むときストレート派ですか?それともミルク派ですか?
わたしは27歳までずっとストレートかつなるべく無糖派の人間だったのですが、この茶葉に出会ってからというもの、すんなりミルクティー派になってしまいました。
ルピシア 「テ・オ・レ」
紅茶専門店「ルピシア」から販売しているオリジナルブレンド「テ・オ・レ」(550円/税込)です。
ルピシアでミルクティーといえばこの茶葉!と言っても過言ではないほど人気商品だそうで、公式でも”ミルクティー好きが絶賛”とのコメントもありました。
実際にわたしも初めて飲んだのは、ミルクティー好きの友人のおすすめからだったので、この評価は間違いないと確信しています。
テ・オ・レは、インド原産の茶葉を、ルピシアでブレンドしたブレンドティーです。
具体的にどの茶葉なのかは記載されていないのですが、期間限定で「アッサムクオリティー”テ・オ・レ”2021」も登場するときがあり、そこにはアッサムと記載されているので、基本的にはアッサムなのかなと思っています。
通常版と期間限定版の違いとは?
そもそも、通常のテ・オ・レとアッサムクオリティーは何が違うのでしょうか?
テ・オ・レ:インド原産のブレンド茶葉
大きな違いは、夏摘みか、そうでないかのようです。
それもそう。じつはアッサム茶葉の1番の旬は6~7月なんだそうですよ。
世界最大級の紅茶産地アッサムの収穫・生産期は3~11月。特に6~7月の夏摘み=セカンドフラッシュは、麦芽にも似た自然な甘みやコクがある濃厚な味わい、芳醇な香り、濃い赤褐色に輝く水色(すいしょく)といった、特徴が色濃くあらわれる旬(クオリティー)となります。(出典:ルピシア/アッサムの旬と種類)
そのため、ルピシアでは通常の茶葉と夏に収穫される茶葉を分けて販売しているそうです。
ふたつめに、茶葉の形状も比べてみましょう。
テ・オ・レ
テ・オ・レ アッサムクオリティー
通常のテ・オ・レは茶葉がやや粗め、アッサムクオリティーはCTC製法によって細かな粒状の形状になっています。
CTC製法とは?
専用の機械を使い、茶葉をC(clash/潰す)・T(Tear/引きちぎる)・C(Curl/丸める)ことで製造される茶葉のことを指します。
通常の茶葉と比べるとしっかりとした味わいが特徴的で、短時間でも濃厚な紅茶が楽しめます。
製造方法が違うこともあり、通常のテ・オ・レと比べるとアッサムクオリティーの方がコクを強く感じました。
テ・オ・レの美味しいミルクティーの淹れ方
テ・オ・レはやっぱりストレートよりミルクティーで飲むことに意味がある茶葉だと思うので、もっぱらミルクティーにして飲んでいます。
とはいっても、ミルクティーを作るのって難しくて手間がかかるのでは?と思ってしまいませんか?
じつは、ティーポットひとつで美味しいミルクティーを作ることってできるんです。
ミルクティー(スタバトールカップ1杯分)
【用意するもの】
①計った茶葉とお湯をティーポットへ入れて蒸らす
まずははかりで茶葉を計ります。
最初からちょっと手間かもしれませんが、茶葉の量によってミルクティーの味は大きく変わるので、量を計るのは結構大事です。
目安は2.5〜3gですが、贅沢にいきたいときはもうちょっと多めの5gでも美味しくいただけます。
計った茶葉とお湯をティーポットに入れ、蓋をして蒸らします。
蒸らす時間は1〜2分が目安ですが、CTC製法でない普通の茶葉の場合は少し長めの3分25秒にするとしっかり茶葉が開いて、お茶の味が楽しめるのでおすすめです。
②蒸らしている間に牛乳をレンジで温める
茶葉を蒸らしている間に、牛乳を計量カップ(耐熱性のもの)に入れて1分温めましょう。
牛乳は沸騰させてしまうと、牛乳の臭みが出てしまうので、軽く温かい程度で十分です。
③蒸らした茶葉に牛乳を加え、最後の一滴までしっかり注ぐ
今回は通常のテオレにしたので、少し長めの3分25秒蒸しました。
茶葉もしっかり開いているのがわかります。
ここで先ほど温めた牛乳を注ぎ…
最後の一滴までしっかりカップへ注いだら完成!
ティーポット内で完結できるミルクティーの作り方を紹介しました。
これまでミルクティーというと、ミルクパンを用意して、よく蒸らして、ミルクを加えて沸騰しないようによく見張って…など、なんだか手間がかかる方法しか知らなかったので、この方法を知ってからはミルクティーを作るのがかなり楽になりました。
さて、肝心のお味は、コクたっぷりでおいしい〜!!
まったりと口に残る風味と、ミルク本来の甘さだけで十分なほどのコク!
本当はミルクティーには糖類を入れた方が分離せずに美味しく飲めるそうなのですが、個人的にテオレは砂糖を入れなくても十分すぎるくらい美味しく飲めるので、入れずに楽しんでいます。
また、テ・オ・レは普通に紅茶を淹れてからマキシムのようなポーションミルクを入れても良いのですが、個人的には今回のようなティーポット完結型で作った方が、よりコクを楽しめたのでおすすめです。
正直もっと大容量で売ってほしいほど大好きな茶葉
テ・オ・レは、アッサムクオリティーのときに出会ってしまったので、どちらかというとアッサムクオリティーの方が好きなのですが、期間限定なので通年では通常のものを選ぶしかないのがなんとももどかしいところです。次、登場したらたくさんストックしておきます。
あと、テ・オ・レはどちらもお店では50gまでしか売っていないので(オンラインストアでは200gもある)、ほぼ毎日飲む人にとっては買い足しが面倒。もうオンラインストアで買ってしまおうか検討しています。